幼少期に、よくあるのが赤ちゃんの「癇癪(かんしゃく)」です。
癇癪とは、赤ちゃんが堰(せき)を切ったように泣き出したり、
わめいたりする行為のことを指します。
では、なぜ赤ちゃんは癇癪を起こすのでしょうか。
今回は、赤ちゃんが癇癪を起こす原因と、
その対処法についてご紹介します。
どうして赤ちゃんは癇癪を起こすの?
なぜ赤ちゃんが癇癪を起こすのか、
それはお母さんに自分の意思や気持ちが伝わらないからです。
癇癪は、子供が親に意思を伝えようとする、所謂赤ちゃんの言語なのです。
なので、幼少期の癇癪についてはあまり気にする必要はないでしょう。
言葉が話せるようになると、激しかった癇癪がピタリと収まる場合もあります。
赤ちゃんが癇癪を起こしてしまった場合は?
赤ちゃんが癇癪を起こしてしまった場合には、
何を伝えたいのか、また、何が気に入らないのかを考えてみましょう。
ですが、理由がわからない場合のほうが多いと思います。
そんな時には、赤ちゃんが泣き止むまで待ってあげることも必要なのです。
確かにすべて赤ちゃんの願いを叶えてあげたい気持ちもわかりますが、
子供の要求に対して、すべて叶えてあげていては、
とてもわがままな子供に育ってしまいますよね。
なので、幼少期から少しずつ「すべて思い通りにはならないんだよ」
ということを教えてあげることも大切な教育なのです。
なので、あまり思い詰めず、気楽に考えてみましょう。
赤ちゃんが癇癪を起こすと、どうしてもお母さんの方が悩んでしまいがちです。
ですが、幼少期には誰もが通る道なので、あまり深く考えないようにしましょう。
お母さんが悩んでいると、赤ちゃんにもその不安が伝わり、さらにぐずってしまいます。
赤ちゃんの癇癪が起こって、原因がわからなければ、
「元気よく泣いてるね、どうしたの?」と、
笑って問いかけるぐらいの余裕を持って、対応してあげたいですね。