小さい赤ちゃんの登竜門と言えば寝返りですよね。
ではその寝返り、いつ頃からするものなのでしょうか。
今回は赤ちゃんの寝返りの時期と、寝返りのヒミツをご紹介します。
赤ちゃんの寝返りはいつ?
赤ちゃんの寝返りには、個人差が大きくあります。
早い子ですと3ヶ月ごろから寝返りを始めますが、
遅い子ですと、10ヶ月辺りまで、寝返りをしない子も居ます。
平均的な寝返りをするまでの日数としては、
4ヶ月~5ヶ月と言われており、7ヶ月をすぎる頃には、
約9割の子が寝返りをしています。
なぜ寝返りをするの?
寝返りは体に掛かる重力が一定になることを防ぎ、
血液の流れを促して、快適な睡眠の為に人間が自然と行う行動で、
寝返りが無ければ私たち大人も、快適な睡眠を得ることが出来なのです。
また赤ちゃんの場合は、うつ伏せのまま長時間放置されると、
乳幼児突然死症候群(SIDS)によって死亡する危険性が高まります。
「うちの子は寝返りできるから!」と、油断するのではなく、
寝返りが出来る子であっても、長時間のうつ伏せは危険とされています。
もし赤ちゃんがうつ伏せで寝ているようであれば、
仰向けに寝かせてあげるとよいでしょう。
赤ちゃんの寝返りの練習
私達大人は、寝返りをするときは上半身から動く人が多いですが、
赤ちゃんは筋力が発達していないため、下半身を利用して寝返りをします。
もちろん無理に寝返りを教える必要はありませんが、なかなか寝返りが成功しない赤ちゃんは、
寝返りのキッカケとなるように、赤ちゃんが寝返りをしようとしていたら、
足を軽く持って、寝返りの補助をしてあげましょう。
寝返りは、赤ちゃんの大人になるための大きな一歩と言っても過言ではありません。
もちろん寝返りの時期が遅れている子に関しては練習や補助が必要ですが、
あまり早い時期から練習する必要は全くありません。
寝返りは赤ちゃんが生まれて初めて達成する課題なのです。
その寝返りを見た瞬間には、お父さん、お母さんの喜びもひとしお。
是非その瞬間を気長に待ってあげてください!