赤ちゃんの笑顔には不思議なパワーがありますよね。
赤ちゃんの自然な笑顔は、いつどうやって身に付いていくのでしょうか?
お母さんの笑顔を見て学習する赤ちゃん
私達は普段何気なく笑顔をしていますが、
実は、赤ちゃんが笑顔を見せるようになるには、早くても産後2ヶ月くらいかかります。
赤ちゃんは、人の表情をじっと見つめる時があります。
その人が笑顔の場合、それを脳が情報としてキャッチし、
同じような表情を作るように指令を送ることで、赤ちゃんに笑顔が生まれてくるのです。
こういった、日頃の笑顔の積み重ねが、赤ちゃんの笑顔につながります。
逆に、表情の乏しい人達に囲まれて育つと、
赤ちゃんも、表情の乏しいまま成長していくことになります。
赤ちゃんは、たくさんの人から愛情をかけてもらうことで、
結果として、数多くの豊かな笑顔の体験をすることができます。
気軽に出来る言葉掛け
赤ちゃんは、人の笑顔に囲まれてこそ、笑顔を学習します。
以下のような、気軽にできる声掛けをしてみて下さい。
「今日はいいお天気だね」
「気持ちがいいね」
「おしっこ出ちゃった?」
「キレイキレイになろうね~」
「あ~、すっきりして気持ち良くなったねぇ」
「どうしたの?」
「おなかすいちゃったの?」
「おっぱい飲もうね~」
「じょうずにゲップが出たね」
「いい子だね~」
いろいろなものを指差して、「あれは、○○だよ」と教えてあげるのも
赤ちゃんにとって、とても良い効果を与えます。
声掛けは、日常の中のちょっとしたことに、ヒントがたくさんあります。
こうしたやりとりをきっかけにして、お母さんの優しい笑顔を、
赤ちゃんにたくさん見せてあげることが、赤ちゃんの笑顔の源になります。
是非、たくさん笑いかけながら、話しかけてみて下さい。