最近の少年野球の試合におけるマナーの悪さが問題に上がっています。
野球だけに限ったことではないですが、試合における一番大切なこととはなんでしょうか?
チームでの勝利、技術面の向上、チームワークの強化。
それらのすべてが大切なのはもちろんです。
ですが、何よりもフェアプレー・マナー遵守の精神ではないでしょうか。
フェアプレーとはどういうものなのか
まず、ルールの正確な把握とそれを守る意識です。
スポーツにはいくつものルールがあります。
各競技ごとにあるルールをしっかりと勉強し、守ろうとすることがフェアプレーの一歩でしょう。
そして、審判や相手の選手、自分たちの仲間に敬意を払うことです。
試合を潤滑に適正に行うためにはレフェリーの存在が重要です
一番間近で試合を見ながら判断する審判を尊重することはルールの尊重と同じことです。
そして仲間の尊重です。
対戦相手も仲間です。わざとケガをさせるような行為などは決してしないことです。
さらには、全力でのプレーです。
勝利の為に、自分の力を精一杯発揮することはフェアプレーにとって欠かせないことです。
激しい戦いの中では体を張りあうこともあります。
そこでわざと倒れこみ審判をだましたり、時間を引き延ばしたりすることはやってはならないのです。
野球が好きで練習をし試合に出るのですから、楽しい気持ちで行うことが一番です。
その気持ちがフェアプレーにおける原点になります。
勝つために手段を選ばないという考え方ではなく、自分の最高のプレーを試合で発揮することが
スポーツの価値を高めていくのです。
そして、フェアプレーを遵守するために大人が出来ることは
子供たちが正々堂々と勝負できる環境や試合を作り上げることです。
フェアプレーな試合とはすべての人が遵守して初めて成立するものです。