最近の中学生の肥満児の多さが問題となっています。いわゆるメタボです。
メタボというと、中年以降のイメージが多いとは思います。
ですが、中性脂肪やコレステロールが高くなったり血糖値が上昇する子供が増えているのです。
それはなぜなのでしょうか。
■食事の変化や運動量の変化
まずは、揚げ物や肉などの高カロリーの摂取・間食が多い・夕食自体の時間が遅い事が要因です。
そして運動量の変化も大きいでしょう。
テレビやゲーム、また携帯などの普及により部屋の中で過ごす事が増えました。
外で遊ぶことが減り、近年では塾などに通う方が多くなった子供もいるでしょう。
また両親の共働きなどで一人で食事をしたりすることも理由のひとつです。
子供の肥満は大人になっても肥満のまま?
肥満になれば生活習慣病のリスクが高まりますし
成長とともに解消していくというわけではありませんので、早急な対処をしなければなりません。
生活習慣病を引き起こせば将来、糖尿病や高脂血症・高血圧、呼吸器系の障害などの
病気の危険性はぐっと高まります。
改善方法を見つけてあげよう
思春期の子供になると、自分の意思で行動します。
親の介入が難しくなり干渉されることを嫌がります。
ですので、肥満であることのデメリットを自分自身が理解できるように仕向けることが重要です。
本や資料などを使い、自分で知識を取り入れられる環境を作ってあげることです。
気をつけないといけないこと
また、痩せなければいけないという意識が過剰になりすぎると
無理なダイエットに走ったり拒食症になったりし、重大な状態に陥ることも可能性として出てきます。
自分の判断で考えさせることは大事ですが、害の無いように留める事も必要です。
親として出来る事はアドバイス程度にし、見守る姿勢をとりましょう。