中学生にもなると、英語辞書でただ単語の意味を調べるのではなく、
英語辞書の使い方、性質などを理解する事で、より勉強の役に立ちます。
小さな文字で、膨大な量の情報が載っているので、
しっかりと使いこなして、英語の学習に有効活用しましょう。
今回は、中学生の英語辞書について紹介しますね。
英単語を素早く見つけよう
頭の文字だけにとらわれないで
英語辞書には、「小口」と呼ばれる、
アルファベットが探しやすいように黒く塗ってある部分があります。
1つ目の文字にはあまりこだわらず、
探したい単語の2つ目・3つ目の文字を見る事が大切です。
また、小口の幅が広く、単語数が多い英語辞書は、
「C」と「S」の項目を覚えておくと便利です。
ただ語数が最も多いので、慣れが必要です。
これに関しては、3文字目まで見て判断しましょう。
②柱を活用しよう
ある程度定めてからページを開き、
最初に見るのは「柱」と呼ばれるページの上の部分です。
欄外の左上が、ページの最初の単語、
右上が、ページの最後にある単語です。
探している単語が、その間にあるか判断しましょう。
国語辞典の代役になる
日本語の意味を調べたい時に、国語辞典が無くても、
英語辞書でその英単語を調べると、日本語での意味が出てきます。
また、「家族」などの関連性のある単語を調べれば、
「父」や「母」などの、関連性のある単語も調べる事ができます。
英語辞書だから、英語を調べる時だけとは思わずに、
他の場面でも、使える事があるかもしれません。
辞書を引くスピードを高めよう
アルファベットの特徴も覚えていくと、
辞書をひくのが速くなります。
使い慣れた英語辞書を、しっかりと自分のものにすれば、
目的の単語に達する時間が短くなります。
常に、「速く英語辞書をひこう」という意識が大切です。
最近は、子供に電子辞書を持たせる人も多いですが、
電子辞書は表示の文字数に限度があり、
熟語や用例を調べるにはあまり適していない事があります。
単語の確認程度なら、電子辞書の利用でも問題ありませんが、
中学生のうちは、英語辞書で学習する事で、
調べている単語以外の単語も目に触れるので、
英単語の構造を覚えたり、他の英単語との関連性など、英語の理解が早まります。