御三家とは、ある分野で最も有力で、有名で、高く格付けされた3者を表す表現。
中学校にもそんな、御三家中学校があります。
男子は「開成中学校」「麻布中学校」「武蔵中学校」
女子は「桜蔭中学校」「女子学院中学校」「雙葉中学校」
今回は、そんな御三家中学校の、それぞれの特徴をご紹介します。
入学試験は超難関!
さすがに御三家中学校と呼ばれるだけあり、
東大への合格実績も高く、入学試験も超難関です。
倍率は2~3倍なので、一見するとそこまで高くないように思えますが、
受験する生徒は当然レベルの高い生徒が揃っていて、合格するのは至難の業です。
偏差値だけを見ると、東京大学への合格率で優位を誇る開成中学は、
偏差値72と、頭一つ抜け出ています。
超難関の入試で合格するために
塾に通うのが一番です。
塾では、難関校の入試対策など、子供の学力を一気に引き上げてくれます。
h2 御三家中学校ごとの特徴
「開成中学校」
- 創立日 1871(明治4)年
- 所在地 荒川区西日暮里
- 生徒数 300名
- 校風 質実剛健
「麻布中学校」
- 創立日 1895(明治28)年
- 所在地 港区元麻布
- 生徒数 300名
- 校風 自由闊達
「武蔵中学校」
- 創立日 1922(大正11)年
- 所在地 練馬区豊玉上
- 生徒数 160名
- 校風 自由・自主性
「桜蔭中学校」
- 創立日 1924(大正13)年
- 所在地 文京区本郷
- 生徒数 240名
- 校風 勤勉
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受験生に求められるバランス重視な実力
御三家中学校の各校が受験生に求めるものは、それぞれ違います。
さらに、女子の御三家はかなりのハイレベル競争になっています。
どの科目であっても、苦手科目があると致命的なので、
すべて均等に得点できる能力は必要です。
得意科目で挽回できるような得点配分ではないので、
均等にバランスよい得点能力が重要視されます。
国際的に活躍できる人材を!
女子は、男子校と比べると学校数自体が多いため、募集で苦労することもあると思います。
「外国語教育などに力を入れ、国際的な活躍ができる女性の育成を目指す」などの、
特色ある教育方針で差別化を図る学校が多く存在しています。
首都圏における女子校の数は、およそ130校あり、男子校に比べると倍以上の数です。
共学校への進学可能な点などを考えると女子の方が進学への選択肢が多いようです。
御三家中学校ほど有名な所ではなくても、
有名高校や難関大学の合格者人数の輩出が多い学校はあります。
最近は、中学受験熱の高まりからなのか、私立中学全体のレベルアップも見受けられます。
勉強面や生活面でも生徒へのフォローが良く、
学力を最大限に伸ばしてくれる学校を選ぶという選択肢もあります。
偏差値の高さや名前だけにとらわれずに、
その先の大学受験を視野に入れた学校を選択しましょう。