そもそもなぜ子供は反抗するのでしょうか?
その原因は自我が目覚めるからです。
自分と他を比べ、少しずつ違いに気づき、様々な葛藤をし、
それを上手くコントロールできなくなり、周りにぶつけます。
この時に一番子供が感じる原因を作っているのは大人です。
そのため、身近な親に反抗してしまいます。
ここでは、反抗期の対処法についてご紹介します。
反抗期への効果的な4つの対処法
なんでも会話できる関係を築こう!
中学生になる以前からご家庭で、なんでも会話できる環境をつくっておくことが大切です。
- 幼少期から、一緒の時間にご飯を食べながら会話をする。
- 休日は、出来るだけ子供と一緒に過ごす。
このように、出来るだけ会話をする時間を作るようにして、
その中で、子供の話を聞いてあげて下さい。
そして、子供と仲良くなり、子供と打ち解け、友達のような関係を作って下さい。
そうすれば、少なくとも大きく反抗して困ることはなくなります。
子供に関心があるということを示そう!
特に反抗が強くなる中学生期は、色々と注意が必要です。
これまで積み上げたものを無くさないようにしてください。
やはり、食事は家族揃って食べることが非常に大切です。
反抗期ではない子供には、普通に今まで通りに話を聞いてあげましょう。
反抗期の子供には話しかけても、子供としては「うざい」などと思われてしまいます。
これまでの関係をできるだけ保つために、そこまで気を使い話さなくても大丈夫です。
しかし、子供に関心があるということは示してください。
学校の先生に相談しよう!
授業参観や懇談会で相談するだけではなく、
普段から担任の先生に相談していくことが大切です。
先生は学校での様子などにも詳しいので、いろいろと聞きましょう。
そうすることで、子供のことを良く知り、家の中でも、良い関係を築くきっかけにもなります。
先生は、子供を育てるプロでもあります。
何百以上もの生徒を見てきているので信頼して相談してください。
きっと改善するアドバイスをくれるでしょう。
毅然とした態度で対応しよう!
反抗期の子供は、ケンカやちょっとしたいざこざなど、
何らかのトラブルを起こすものです。
トラブルが起きたときは、毅然とした態度で子供を叱ってください。
話す内容の注意点
- どうして問題を起こしたのか
- そうするとどうなるのか
- 相手の気持ちはどうなのか
- 自分がされたらどうおもうのか
- 悪いことをしたと思っているのか
などということをしっかり聞いてあげて下さい。
そして、なぜその行動がいけないのかということをしっかり説明してあげて下さい。
その時に、もう一つ注意してほしいのがこちらです。
NGワード
- 最悪、親として恥ずかしい
- もう勝手にしなさい
- もうお母さんは知りません
などということは絶対に言わないでください。
そうすることで、子供は心を閉ざしてしまうかもしれません。
必ず、子供のことを心配しているということを伝えてあげて下さい。
親は子供の事をやたらと詮索せず、子供に合わせましょう。
反抗期は、無視したり、関わりを拒否することも増えてくると思いますが、
多くの場合、中学3年生頃を過ぎれば落ち着いてきます。
それまでは、おおらかに子供の事を見守ってあげて下さい。