子供は褒めると伸びるといいますが、褒め方によって
子供が努力型か、失敗回避型になるといわれています。
努力型→学ぶことが好きで新しい事に挑戦しようとする子供
失敗回避型→失敗する事を恐れ、新しい事に挑戦するのを避ける子供
■どう褒めるとどのタイプになるのか
子供の能力を褒めると失敗回避型になり、子供の努力を褒めると努力型になるといわれています。
ある調査で、頭の良さを褒めた子供は、同じ問題を解こうとする傾向が強くなり、新しい問題を嫌がるようになった一方、
努力を褒めた子供は、9割が新しい問題をする方を選び、学べるチャンスを逃しませんでした。
つまり、能力を褒めると子供の知能が下がり、努力を褒めると子供の知能が上がった事になります。
ということは、子供を褒める時は、努力を褒めないといけません。
■褒め方のポイントとタイミング
では、どのように褒めればいいのでしょうか。
【タイミング】
(1)その場ですぐ褒める・・・後で褒められても覚えてなく、心に響きません。
(2)毎日ありがとうを言う・・・ほんのささいなことでも毎日、「ありがとう」を増やしてみて下さい。これも立派な褒め言葉です。
【ポイント】
(1)目を見て褒める・・・同時に頭を撫でたり、抱っこしてあげると、より効果的であることがわかっています。
(2)具体的に褒める・・・「頑張ったね、すごいね」の連発では、心に響きません。「どこをどう頑張ったか」を具体的にする事で褒められた事を実感できます。
■まとめ
以上の通り、子供の頑張りを「具体的に」褒めることを絶対に忘れてはいけません。
子供の努力の成果を認め、沢山褒める事で学力もですが、人間的にも成長するのではないでしょうか。