いざ、勉強しようと思った時には大体の人が自分の部屋の机に向かい集中して行おうとします。
ですが最近の学習方法は、「リビング学習」が注目されているのです。
なぜリビングで勉強することが学力の向上に向いていると言われているのでしょうか。
受験にリビング学習が取り入れられた理由
実は適度な雑音の中で勉強するほうが集中力を保て
また緊張感もありながら、頭を巡らすことを苦労なくできるのです。
また、家族がそばにいることで安心感があることも大きな要因です。
大切なのはリビングが学習することに適した環境になっていることです。
子供自身がリビングで学習したいと思えるような環境づくりをしておくことです。
リビング学習のコツ
基本は変に勉強環境を作ろうとするよりかは、いつもの雰囲気が良いでしょう。
とはいえ、テレビやラジオの音、タバコの匂いなど気を散らせてしまうようなことには注意が必要です。
キレイに片付けておくことはもちろんですが、寒色系の色を多くしておくことなども効果があります。
人の心を落ちつかせる緑系や、集中力を高める青系などをたくさん取り入れてあげましょう。
カーテン、ソファーカバー、クッションなどから寒色系にするのはオススメですね。
また子供が嫌がらなければアロマの香りを焚くのはいかがでしょうか。
「レモン」などはスッキリさせる効果があり記憶力の強化に役立ちますし
ラベンダーなどはストレス、不安感などを和らげてくれます。
香りは脳に直接的な影響を与えます。即効性があるので、行き過ぎない程度に使用しましょう。
また、リビングで学習する際には、大体が親がそばにいます。
勉強に嫌気がさしてしまった時も声をかけてあげることができますし、
分からない問題が出た時に聞いてあげることができるのです。
もちろん、自分の部屋で勉強するほうが良いと思う人もいるでしょう。
ですが、たまには違う環境で勉強することでメリハリをつけてみるのも効果があるのです。
親子間で勉強について会話を増やすことができたり、信頼関係を築くことにもプラスになるでしょう。