幼いころの子どもと親の会話は、将来のコミュニーケーションの仕方や他人との関わり方に大きな影響を与えます。
あなたは子どもにどんな話し方をしていますか?心を開いてもらえていますか?
小学生ぐらいの幼い子どもは、親にかまってもらいたいと思う気持ちが特に大きく、
たくさん話をして、自分のことを理解してもらおうと思っているのです。
そこで今回は、幼い子どもに心を開いてもらう話し方をご紹介します。
■子どもに心を開いてもらう話し方の8つのポイント
・話しやすい雰囲気をつくる
・先入観をもたずに聴く
・子どもの発言をじっくり待つ
・勝手な解釈や評価、批評はやめる
・あいづちを打つ
・子どもの言葉や思いを繰り返す
・子どもがどんなことに関心があって、物事をどう受け止めているのかを知る
・どんな質問をされても、打ち消さない
などがあげられます。
きびしく恐い父や母のもとで育つと、どうしても父や母の顔色をうかがうような話し方が身につき、
成人してからも自分の感情や考えを抑えてしまいます。
まわりの人に合わせたコミュニケーションをするようにもなり、どことなくよそよそしい子供に育ちます。
いつも誰かに自分の欠点やミスを指摘されそうな気がして、子どもは親にも他人にも心を開くことが出来なくなるのです。
子どもは、親が自分の気持ちを否定せず、受け止めてくれると知ったときに心を開きます。
子どもの将来のためにも、心を開いてもらえるような話し方を心がけましょう。