子どもに起きる事故や怪我は、大部分が家の中やその周辺で起こります。
子どもは好奇心が旺盛で、活発に行動するので、
事故や怪我には親も気をつける必要があります。
そこで今回は、子どもに起こりやすい事故や怪我と予防方法について紹介していきます。
子どもに起こりやすい事故や怪我
・ベランダ、階段などの高いところからの転落
・刃物や鉛筆などの尖ったものでの怪我
・壁掛け式の鏡や置き姿鏡・壁掛け式の時計や絵画での怪我
・長いコードやコンセントでの怪我
事故や怪我の予防方法
・ベランダや窓の周囲など、高いところに登れるような踏み台になる物を置かない
・危険な物は子どもの手の届かない所に保管する
・落下の危険性のある物はしっかりと固定する
・コンセントには感電事故防止カバーを設置する
・コード類は、短くまとめておく
頭部打撲をした場合
頭部打撲後、直ぐに泣いて、その後元気に遊ぶ様であれば心配ありませんが、
頭部を触って、コブや外傷がないかをチェックしましょう。
また、その後の様子を観察する事も必要です。
当日は安静を心掛け入浴を控え、その後2~3日は様子を観察し、
異常があれば、直ぐに病院で受診しましょう。
年齢が小さい子どもほど、頭が大きく身体全体のバランスも悪く、
思わぬ事故やケガに遭遇することも多いものです。
「危険だから」と言って、子どもの周りから危険なものをすべて取り除くことはできませんが、
少しの予防で防ぐことができます。
事前に予防して、子どもの安全を守ってあげましょう。