昔と比べて、最近の子供の方が、肥満の割合が高くなってきています。
食生活の違い、生活環境の違いなど、
様々な違いによって、子供の肥満の状況も変化してきています。
今回は、子供の肥満の原因と解消法について紹介します。
子供の肥満が増えた原因
どうして太るの?
太る原因は、食事で摂取したカロリーが消費できず、
体に脂肪として残ってしまっているからです。
食事の量を減らすことで、摂取するカロリーを減らすか、
運動をして、消費するカロリーを増やす必要があります。
昔と今とで何が違うの?
実は、摂取したカロリーの量に関しては、
昔も今も、子供の肥満が増えるほどの変化はありません。
では、何が違うのか?
それは、消費するカロリーが現代の子供は減っている傾向にあるのです。
その原因として、テレビやパソコンの利用があります。
屋内にいる事が多くなり、外で遊ぶ時間が減りました。
また、車での移動も増えたことも原因の一つと言われています。
子供の肥満の問題点
大人になっても肥満になりやすい
子供の肥満が、直接的に病気に繋がるというケースは少ないです。
しかし、子供の肥満は、約70%が成人の肥満に繋がると言われています。
成人後の肥満は、成人病や生活習慣病を引き起こしやすくなるので注意が必要です。
子供の肥満は成長ホルモンバランスを崩す原因に?
肥満になると、成長ホルモンの分泌が悪くなったり、
骨や関節に負担をかけ過ぎてしまうなどの悪影響を及ぼします。
その結果、子供の本来の成長を止めてしまう原因にもなりかねません。
子供の成長のためにも肥満を解消することが大切です。
肥満解消法
摂取カロリーを減らす
必要非常に食事の量を減らすことは避けましょう。
子供の成長を妨げるのではなく、
必要な栄養を確保しつつ摂取カロリーを抑えましょう
食べ過ぎには注意です。
消費カロリーを増やす
無理なく、運動できるくらいが良いでしょう。
嫌なことは続きにくいので、
子供が楽しいと感じる運動をさせてあげるよう心がけましょう。
また、家の手伝いをしてもらったり、
少しでも体を動かすような生活に変えるのも効果的です。