年齢と共に虫歯は増加します。
子どもの虫歯は減少を続けていますが、
虫歯が減った現在、子どもの虫歯の多くは奥歯の溝から発生します。
また生えてから間もない歯は弱く、
甘い飲食物を好むことが多い子どもは、虫歯になりやすいことで知られています。
そこで今回は、子どもの虫歯の原因と予防方法を紹介していきます。
虫歯の原因
子どもの生えて間もない歯は、十分に硬くなっておらず、
石灰化が完全に進むまでに生えてから2~4年かかるのが理由の一つです。
また、砂糖を含んだ飲料やお菓子を好むことも要因として挙げられます。
その他にも、子どもが自分で歯磨きを行う場合、奥歯や新しく生えた歯で
磨き残しができることが理由に挙げられます。
虫歯の予防方法
砂糖を含んだ飲食物をだらだらと食べないこと、
寝る前の2時間以内は控えることや、十分な歯みがきが大切です。
そして唾液には、「緩衝能」と言って、
酸性になったお口の中を中性に戻す力があります。
なので、よく噛むこともとても重要です。
さらに、歯磨きの仕方を見直して、
虫歯のできやすいところをきちんと把握し、きちんと磨きましょう。
生活環境を改善することで大きく減らすことが出来るのが、子どもの虫歯の特徴です。
乳歯の虫歯は、この後に生えてくる永久歯にも大変悪い影響を及ぼします。
もちろんお子様の健康や発育にもよくありません。
まずは親が気をつけて、子どもの虫歯を予防してあげましょう。