実は、今後の食生活の習慣を身に付ける時期として、
小学生の高学年の時期での食事が、とても大切なのです。
正しい食生活を身に付けるために、大切なポイントを紹介します。
少食、偏食、食べ過ぎをなくす
小さな子供は好き嫌い、偏食、小食、食べ過ぎと、
バランスよく食事を取ることが難しいと思います。
そろそろ体格的にも、精神的にも、
食事からの栄養素を十分に摂取することが望ましくなります。
「なぜ偏食・小食・食べ過ぎ」をなくすのかということを、
子供に理解してもらうことも大切なです。
特に、野菜嫌いなどは、克服しておきましょう。
集中力を高める栄養素と食材
集中力を高めるためには、
脳の活性化、脳へのエネルギー供給が重要となります。
そのためには、脳の正常な働きをサポートする栄養素を、
上手にとり入れることが大切です。
<炭水化物>
含まれる食べ物:ご飯やパン、麺類
炭水化物は、体内でブドウ糖に分解され、
血液中に一定の濃度で溶け出し、脳のエネルギー源として使われます。
定期的に補給しないと、体の中のブドウ糖が枯渇し、
脳の活動がスムーズに行われなくなります。
脳を効率的に働かせるためにも、
朝ご飯でしっかりと炭水化物をとり入れましょう。
<ビタミンB1>
含まれる食べ物:玄米や雑穀(あわ、ひえ)、押し麦、豚肉や大豆、アスパラガスなど
これらは炭水化物を効率よくエネルギー源(ブドウ糖)に変える働きをします。
<DHAやEPAなどを多く含む食品>
含まれる食べ物:サンマやブリ、サバ、マグロ、イワシなどの青魚や貝類
血液をサラサラにして、頭の働きを良くしたり、記憶力を高めたりする働きがあります。
脳や神経組織の発育に重要な役割を果たす大切なものです。
脳には食べるものが影響する
脳の成長には「正しい食生活」が欠かせないと言われています。
栄養素が足りない状態では脳が活性化しないため学業にも影響します。
学習したことがきっちり発揮できるよう、普段から正しい食生活を心がけてください。