最近、「子供の運動神経を良くしたい!」という声をよく聞きます。
毎年ある運動会などの行事が、憂鬱になってしまったら残念ですし、
せっかくなら楽しんでもらいたいですよね。
運動神経は遺伝だと思われがちですが、
幼いころの環境が大きく影響するのです。
今回は、子供の運動神経を良くするための方法を紹介します。
毎日の生活で運動神経を良くする
運動神経を発達させる機会は、日常の生活の中にもたくさんあります。
生活の中での行動をテキパキと処理する動作もそのひとつです。
掃除をする、服を着る・脱ぐ、ゴミを捨てる、階段を上り下りする、
交差点で左右を見て渡る、物を整理するなど、何気なく行っていることにメリハリをつけて、
脳と体を動員して一緒に行う日頃の習慣やしつけが大事です。
現代の子供たちは、室内で遊ぶことが多いので運動能力を低下させてしまいがちなので、
生活のテキパキが体を的確に動かす快さに作用することが大切です。
伝統的な遊びが効果的
身体のバランスを養う竹馬、状況を判断して走る鬼ごっこ、距離をはかって跳ぶケンケンパ、
体全体で対応する縄跳び、手先の器用さを養うお手玉や輪投げなど、
伝統的な日本の遊びもきちんとやることで、脳と体の回路を豊かにします。
子供の運動神経を良くするために、このようなことを取り入れれば、
団結性など、いろいろな生活の場面で養う能力を身につけることにもつながります。
子供が楽しく運動でき、運動神経も良くなるように、
ぜひ親子で一緒に取り組んでみてください。