2月になるとやってくるのが、節分ですね。
皆さんのご家庭では節分をどのように過ごしていますか?
昔、子供の頃は豆まきをしていたけれど、今となっては特に何もせず、
一般の日として過ごしているなんて人も多いのではないでしょうか。
実は節分には様々な深い意味があったのです。
今回はそんな節分の意味と、子供と一緒に節分を120%楽しむ方法をご紹介します。
こんな理由が!?あまり知られいない節分の意味
皆さんは節分と言えば何を思い浮かべますか?
多くの人が「豆まき」や「恵方巻」を思い浮かべると思います。
そんな豆まきと恵方巻も、意味を知ってから行うと、より一層楽しめます。
まず節分とは、季節の分かれ目・始まりを表しています。なので「節分」と書くのです。
そんな季節の変わり目には、鬼が現れると昔から言い伝えられてきました。
これは昔の人が季節の変わり目に体調を崩しやすいことを、鬼や悪霊の仕業と考えたことから、
そのように言われるようになったという説があります。その鬼を家の中から追い出すために、
「鬼は外、福は内!」と豆を撒きながら家の中を回り、無病息災を願ったとされます。
恵方巻は節分の日に吉方を向いて、無言で願い事をしながら太巻きを食べるという風習です。
実は恵方巻という名称は昔からあったわけではなく、1998年にコンビニエンスストアが、
発売するにあたって、適当な名称がなかった為に「恵方巻」という名前を付けたとされています。
恵方巻の起源に関しては、諸説あるとされていますが、確かなことはわかっていません。
しかし、豆まきと同様に厄落としや無病息災が願われたことが発祥の起源として有力なので、
節分はみんなの幸せを祈って楽しむ行事と言えそうですね!
節分の醍醐味、「豆まき」
節分の醍醐味といえば豆まきですよね。
確かに豆まきは楽しいけど、部屋が汚れたりとデメリットも・・・
そんなときは落花生などを代用すると散らかりにくくなるでしょう。
また子供と一緒に楽しめるイベントなので、お父さんやお母さんが鬼となって、
子供に豆まきを体験させてあげましょう。また豆まきのポイントとしては、
各部屋を鬼が周って、「福は内、鬼は外」と言いながら豆を鬼に投げ、
最後に鬼が玄関から出て行くことで、鬼や悪いものが出て行くと言われています。
更に豆まきが終わった後は、残った豆(炒り大豆)を年の数+1粒食べると、
1年を健康に過ごせると言われています。
豆まきの際は是非参考にしてみてください!
子供と一緒に作る、「恵方巻き」
節分の際に食べる事が一般的になってきた恵方巻き。
「福を巻き込む」というゲン担ぎから巻き寿司を食べるようになりました。
また、長い巻き寿司が一般的なのは、「縁を切らない」というところからきています。
最近では恵方巻きも様々なバリエーションが増えて、
美味しいものが増えてきましたね。確かに買ってきて食べるのもいいですが、
子供と一緒に作ることも、節分の醍醐味の1つ。今年は是非作ってみてください!
使用する具材は7種類が良いとされていて、これは無病息災や商売繁盛などを願って、
七福神に因んだものになっています。以下はよく恵方巻きに使用される具材です。
- かんぴょう
- きゅうり
- 桜でんぶ
- 卵
- ねぎとろ
- サーモン
- しそ
- いくら
他にもお好みの具材があれば、それらを巻き寿司にして食べましょう。
食べ方としてはその年の恵方(縁起の良い方角)を向いて、
無言で完食すると言うものです。その為、小さめに作ってあげると、
子供も食べやすいでしょう。子供と一緒に作った恵方巻きは、
きっと買った恵方巻きとは一味違うのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。普段何気なく過ごしていた節分も、
このような意味を知って、子供と一緒に楽しむことで、
毎年恒例の楽しい行事となるはずです。
是非とも今年から上記のことを実践してみてはいかがでしょうか。