2歳という時期は、運動能力と自我が芽生え自立心が非常に発達する時期です。また、発育・発達の面で個人差に大きく差が出る時期でもあります。
ここでは、2歳児の運動能力の特徴とより飛躍的に運動能力を伸ばす為の効果的な方法ついて説明したいと思いますので、ぜひ、今後の育児に役立ててみてください。
■2歳児の運動能力
・走る
・飛び降りる
・手を使わずに階段を上り降りする
・両足で跳ねる
・ボールを蹴る
・つま先で立ったりする
上記であげた項目でもわかるように、足を使った運動が非常に多くなってきます。
2歳児の運動における大きな特徴としては、運動をコントロールする神経が発達し、筋肉や関節の動きがよりスムーズになり、身体のバランスをとることも上手くなるので、自分で体を動かしたいという欲求がでてきます。
■健やかに運動能力を伸ばす効果的な方法
・体を動かす遊びをたくさんする
・運動できるような環境をつくってあげる。
・公園に行く
・一緒に遊ぶ
上記が運動能力をより飛躍的に伸ばすうえでとても効果的な方法です。また、その中でも2歳児の運動においてベースになるのが、まず「歩く」ことです。子どもと一緒に歩くと、歩道の縁石に上って歩いたり、道端の木や草花に触ったりなどして非常に時間がかかります。
しかし、上記のような行動は、子どもにとってはとても大事な探索行動に当たります。
探索行動は自発性を育む上でとても大切な行動になります。ご両親は、優しくおこさまを見守りながら、十分に楽しませてあげることが健やかなお子さまの発育・育児において何よりも重要です。