子どもが小学校に入学すると、
初めて直面するのが「ノートの書き方」です。
ノートの書き方は、人によって個人差が大きく現れる部分ですが、
習熟度もノートの取り方によって大きく左右されます。
なので、小学生のうちに正しいノートの取り方を学習しておくと、
将来の成績に大きく影響すると言っても、過言ではありません。
なので、勉強する際の、正しいノートの取り方についてご紹介します。
綺麗なノートは必要ない!?
よくノートを取ることだけを意識して、
カラフルなペンを使用し、
とても綺麗なノートを取る子どもがいます。
これは一見、素晴らしいように見えますが、
これは単なる板書の書き写しです。
そのような時間があるならば、
その分先生の話を聞いたほうがよいでしょう。
ノートは、他人が見て理解出来ても、
あまり意味がありません。
理想は、授業をしっかりと理解し、
自分のノートを見て、その内容を思い出せることです。
なので、箇条書きでも構わないのです。
聞く・書くのバランスを忘れずに
上記でも説明したように、
書くだけにとらわれてもいけませんが、
先生の話を聞いているだけというのも、
必ず忘れてしまいます。
なので、聞く・書くのバランスを、
子どもに練習させるようにしましょう。
ベテランの先生などは、書く時間を与えてくれますが、
そうでない先生もいます。
なので、子どもが聞く・書くのバランスを、
自分で考えてノートを取ることが重要なのです。
メモ書きノートを「綺麗なノート」へ
最も効率の良い方法として、授業中はノートをとらず、
メモ書きのようなイメージで箇条書きや走り書きをし、
そのメモ書きノートを、家に帰ってから綺麗に自分でまとめて、
ノートを作るという方法があります。
この方法であれば、先生の言っていることをしっかりと理解でき、
忘れないうちにノートにまとめることで復習になり、
更に後から見返しても、わかりやすいノートになります。
この方法を子どもに身につけましょう。
いかがでしたでしょうか。ノートは後から綺麗にまとめると、
復習にもなり、とても効率的です。是非子どもに実践させてあげて下さい。
また、ノートをとることが苦手な子どもは、塾で相談してみると、
ノートのとり方から丁寧に教えてくれるでしょう。
是非一度相談してみてください!