乳児の肌は敏感で、様々な原因により湿疹ができますが、
「具体的に、どのような原因で湿疹が出来るのか?」
「もし出来てしまったらどうすれば良いのか?」
今回は、乳児湿疹について紹介していきます。
母乳が原因の場合
実は、母乳は乳児湿疹の原因の一つになってしまう事があります。
妊娠中には食事に気を使っている方でも、出産後に気が抜けてしまい、
つい刺激物や甘い物、脂っこいものを食べ過ぎてしまってはいませんか?
母乳はすべて母体であるお母さんから作られるので、
母乳を与えている内は、刺激物や甘いもの、脂っこいものなどを控え、
栄養バランスを考えた食事を摂るように心がけましょう。
皮脂が原因の場合
乳児は、皮脂が詰まりやすいため、乳児湿疹ができてしまう事があります。
生後間もない乳児は、新陳代謝が非常に良く、
お母さんの女性ホルモンの影響で、皮脂の分泌が活発です。
どんな赤ちゃんにも当てはまる事なのですが、
その皮脂が皮膚に貯まると炎症を起こしやすくなります。
しかし、皮脂を取るためとはいえ、体をゴシゴシと洗ってはいけません。
無添加・低刺激の石鹸やボディーソープなどで優しく洗ってあげましょう。
また頭皮などをよく見ると、湿疹がかさぶたになっている事があります。
そんな時は、ベビーオイルを使用してかさぶたを柔らかくし、
無理なく少しづつ剥がしてあげると良いでしょう。
乳児湿疹は、乳児の内は起こりやすい事なので、
あまり敏感になりすぎる必要はありませんが、
長期間続いたり、症状がひどいようならば、
すぐに病院に行き、薬を処方してもらいましょう。