「子供の元気が全くない」「学校に行きたがらない」
「怪我をして家に帰ってくる」など、いじめにより子供の様子が変わってきます。
その変化を親が素早く気付くことで、その後の後悔を無くすことができます。
ここでは、小学生のいじめの対処法についてご紹介します。
いじめられている子供の6つの変化に気付こう!
体の変化
- 食欲がなくなったり、いらないと言ったりする
- 夜眠れない、眠りが浅い
- 朝起きれない、学校に行く足取りが重い
- 急に痩せたり、太ったりする
- けがをしている、あざなどを隠す
身なりの変化
- 洋服が過剰に汚れていたり、濡れている
- 臭いを気にする
- 清潔さに気を使う
物の変化
- 文房具がなくなる、壊れている
- 持ち物に落書きをされる
- お金がなくなる(親のお金など)
- 大切なものがなくなる
- ゲーム、カードなどがなくなる
言葉の変化
- 学校に行きたくないという
- 友達の話をしなくなる
- 学校の話をしなくなる
周りとの関係の変化
- 友達と遊ばなくなる
- 親しいと友達と一緒にいなくなる
- 休みの日にどこにも出かけない
雰囲気の変化
- 無表情のときがある
- 笑顔が少なくなる
- 元気がない
- 周囲の物音に敏感に反応する
など、色々なところに気付けるところはあります。
「うちの子は、いじめられるはずがない」、
「親子の信頼関係があるから、いじめられたら親に言ってくれるはずだ」
などと勝手に決めつけないようにし、
日常生活で子供に変化があれば素早く察知しましょう。
いじめられてしまった時の対処法!!
子供から、「学校でいじめられている」と相談されたとき、
多くの親はショックを受けます。しかし、出来るだけ冷静に対応してください。
そして、子供に共感し、「私はあなたの味方だよ」、
「打ち明けてくれてありがとう」と言ってあげて下さい。
いじめられている話をするときの注意点
- 子供が打ち明けたことを後悔するような発言はしない
- 子供が話すのを嫌がっていたら、無理に聞こうとはしない
- リラックスしている状態や兄弟のいない環境で話す
- 普段の会話から話を徐々に引き出していく
子供から、いじめの事実を聞いたら、子供がどうしたいかを聞いて、
その上で、解決法を考えていきましょう。
いじめられない子にするためには!!
愛情たっぷりに育てる必要があります。
子供と接する時間をうまくとり、子供との会話を増やし、
子供がやることに共感したりすることがとても大切です。
このようなことが、いじめられない子に育てるポイントです。
「ちょうど良い感じ」で子育てをするように、親として意識することが、
いじめられっ子に育てないポイントではないかと思います。
このように、普段から子供と接する機会を多くとり、
いじめに素早く気付いて対処してたり、いじめに遭ないように、育てていきましょう。