子供でも体重の数値は気になるものです。
太っていると感じている子供も、せめて「平均体重くらいには…」と思っていることでしょう。
「平均体重」とはもちろん全員の体重を合わせて導いた、平均の体重の数値です。
体重が多い・少ないというだけではなく
健康面から見て体重がどうなのかということを考えなければなりません。
■学年別平均身長と平均体重
1年生(6歳)
【女子】平均身長115.0cm、平均体重20.8kg 【男子】平均身長117.6cm、平均体重22.4kg
2年生(7歳)
【女子】平均身長121.2cm、平均体重23.2kg 【男子】平均身長121.8cm、平均体重24.2kg
3年生(8歳)
【女子】平均身長126.1cm、平均体重26.1kg 【男子】平均身長128.5cm、平均体重28.0kg
4年生(9歳)
【女子】平均身長133.6cm、平均体重30.9kg 【男子】平均身長132.5cm、平均体重30.6kg
5年生(10)歳
【女子】平均身長138.9cm、平均体重34.3kg 【男子】平均身長138.7cm、平均体重33.5kg
6年生(11歳)
【女子】平均身長146.0cm、平均体重38.5kg 【男子】平均身長143.6cm、平均体重37.8kg
※小学生は成長に大きな違いがあります。
身長は5~8cm、体重は4~9㎏は範囲内です。
標準体重と肥満度のチェック!
・【標準体重の求め方(小学生)】
標準体重=身長(m)×身長(m)×13で求めます。
・【肥満度の求め方】
肥満度=(体重-標準体重)÷標準体重×100%
※【例】身長140㎝・体重45㎏の小学生の場合
標準体重=1.4×1.4×1.4×13=35.7㎏
肥満度=(45-35.7)÷35.7×100=26.1% 【肥満】
標準体重から計算した肥満度が20%以上だと「肥満」といえます。
また、平均体重の数値だけでなく、BMI指数や体脂肪率でも適正値を見て判断していきましょう。
肥満の危険性を低下させよう
肥満度がかなり高く、極端に体重が重い場合はダイエットや栄養管理をする必要があります。
医師や保健の先生などに相談することも考えましょう。
この時期は成長度に差があり、精神的にも影響を受けます。
肥満から運動能力の低下に繋がってしまったり
生活習慣病の予備軍などになってしまう危険性がありますのでしっかりと対処していくことです。
肥満にならないために、日頃から栄養面の注意を促しましょう。
肥満にならないために、日頃から栄養面の注意を促しましょう。
過度なダイエットではなく、軽く体を動かす程度であれば、
塾に通い、課外授業などで、体を動かす方法もあります。
小学生は勉強が少しレベルアップする時期でもあるので、
勉強し、課外授業でリフレッシュというのもなかなか良いと思います。