食べ物の摂取方法を考えたことはありますか?
子供の身長が、一番伸びていく時期の一つが、小学生の時期です。
その中でも、1年生と6年生とでは、身長が伸びるスピードは大きく違います。
児童前期(小学校1年生~3年生)と児童後期(小学校4年生~6年生)に分けて、
身長を伸ばすための、食べ物の摂取方法を紹介していきます。
児童前期(小学校1年生~3年生)
この3年間は、身長の蓄積時期と言われる時期で、骨を太くする期間です。
幼児期のように、目立って身長が高くなることはなくても、
身長を伸ばすために、子供の食べ物については、きちんと考える必要があります。
幼児期に目立っていた身長の伸びが、一時的に停滞する時期ですが、
この時期にあまり身長が伸びなくても、気にしないようにしましょう。
習慣化すべき食事の仕方
子供の身体の成長は、食べ物によって変わります。
身長を伸ばす食べ物に、バランスの良い食事は欠かせません。
基本的な栄養素をバランス良く取りましょう。
基本的な栄養素
エネルギー・脂質・タンパク質・ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンC・カルシウム・鉄・ナトリウム・植物繊維
を中心に摂取しましょう。
児童後期(小学校4年生~6年生)
児童後期になると、思春期に入るので、
男女間、個人間でも発育の差が大きくなります。
特に、女の子の方が思春期の開始が早く、
小学5年生の頃には、身長・体重が、男の子を上回るようになります。
男女共に、身長の伸びる時期で、1年間に平均約6cm伸びていくので、
身長を伸ばすための食べ物をしっかりと摂取しましょう。
習慣化すべき食事の仕方
児童後期より、食べる量が増加していきます。
お腹を満たすだけの食事ではなく 栄養にも気を配りましょう。
家庭での、朝・夜での食事が、不足・不規則になると
間食をしてしまったり、朝食を取らなくなってしまう原因になります。
身長を伸ばすためにも、バランス良く、必要な食事量を摂取するようにしましょう。
また、見た目の問題で、無理なダイエットを試みる子もいますが、
この時期の無理なダイエットは、一生の骨量・骨密度に影響が出るので控えましょう。
必要な栄養素
基本的な栄養素の中でも、カルシウム・鉄分・ビタミンC・食物繊維の量を多めに摂取しましょう。
子供の身長を伸ばすためには、
バランス良く食べ物を摂取することが、一番大切です。
食べ物の好き嫌いが原因で、偏食になってしまわぬよう、
工夫をしながら、子供の食事について考えてみて下さい。