ストレス社会と、言われていますが、
最近では、それが大人だけの問題ではありません。
今回は、世の中に増える幼児のストレス、
その症状について、ご紹介します。
増えている幼児のストレス
早期教育がストレスの原因
ストレス症状を発症する、きっかけとなるものに多いのが、
日常の忙しさによるものです。
特に、最近の子供たちは、習い事を一つどころか、
複数している子が多くいますが、
親にとっては、良かれと思ってさせている習い事が、
実は、子供のストレスの原因に、
なっていることが少なくありません。
愛情不足の可能性も
自分に、弟や妹が生まれたときから、
子供の態度が、一変したという例も、多く挙げられます。
特に、ママを独り占めしたい年頃である、
2~3歳ごろの子供にとって、
生まれたばかりの兄弟は、ママを奪う存在であり、
十分に、甘えられないことに、
フラストレーションを、感じてしまうのです。
幼児のストレス症状とは
症状の現れ方は様々
幼児のストレス症状の現れ方は、
その子供によってさまざまです。
例えば、意味もなく物を、壊すなど攻撃的な症状や、
爪を噛んだり髪の毛を、引っ張るなどの自虐的な行動、
頭痛や腹痛、おもらしなど日常ではしないことが、
突然、始まるなどの場合は、
ストレス症状を、疑った方がいいかもしれません。
具体的な例としては、
「幼児教室に通い出したら、どもるようになった」
「下の子が生まれてからアトピーが悪化した」
「突然、夜泣きするようになった」
「爪をかむようになった」などの意見があります。
症状がおさまらなければ専門医を受診しよう
こういった症状のほとんどは、単にストレスから、
発症するものが大半ですが、
中には、精神的な病のサインである、ケースもあります。
物への固執が激しいとか、周囲の状況を、逸脱した行動が多いなど
気になることがあれば、一度専門医を、受診しましょう。
子供のストレスを、緩和させるためには、
親の愛情が一番の薬です。
子供のために、割く時間をしっかりと確保し、
子供の心に、正面から向き合うことが必要です。