小学生は、子供から大人になるための基礎部分を構築する年代です。
ですから、小学生の時期には、反抗期も思春期もやってきます。
反抗期を迎える小学生の親は、毎日が戦争のようなものだと思います。
いちいち親の揚げ足を取ってみたり、どうしたらそんな事思いつくの?
というようないたずらをしてきたりします。
そこで、小学生の子供が反抗するようになる原因と対処法を紹介していきます。
反抗期の原因
反抗期が訪れるのは、子供の中にそれまでなかった自我が生じてくるからです。
自我が目覚めてくることで、自分と他人が違うことがわかり、
自分が他人よりも大切だと分わかってくるのです。
そこで、自分の欲求や願望を主張するようになります。
しかし、まだ周囲とのバランスを取ることができず、
自分をコントロールすることもできません。
なので周囲とぶつかり合ってしまうのです。
反抗期の対処法
小学生での反抗期は、一人前に扱ってもらいたいと反発する面と、
依存の姿勢もみられるなど、感情面で不安定になっています。
そのため、子供を信頼して、大きく受容するということが重要になってきます。
子供が行動を起こす時には、あまり口出しせず、温かく見守ってあげましょう。
そして、暴言を吐かれても、「そういう事を言われると、お母さんは悲しいな」など、
喧嘩にならないように気持ちを素直に伝えましょう。
さらに、何に対して「つらい」と感じているのかを引き出してあげることも重要です。
同じ土俵にのらず、「いつも見ている、理解しようとしている」という姿勢を示してあげましょう。
小学生が反抗期に周囲に発してしまう暴言には、
「子供扱いしないで下さい」「自分の力でやらせて下さい」
という気持ちが込められているそうです。
不満や怒りを外に出せる反抗期が訪れるのは良いことで、
育児にとっては大成功なのです。
とても大変ですが、反抗期は子供の成長の大事な時期なので、親子で一緒に乗り越えましょう。