子供の話を真剣に聞くことは、意外と大変なことです。
しかし、子供のコミュニケーション能力を高めるためには、
まず、子供の話をよく聞くことが大切です。
子供の話をどのように聞けば、
子供のコミュニケーション能力が上がるのか、考えてみましょう。
小学生のコミュニケーション能力UPの方法とは?
質問から子供の思考能力を刺激する
「あなたはどうしたらいいと思う?」
「なぜあなたはそう思ったの?」
「どうしたらこの問題は解決するの?」
「あなたがこれを好きな理由は?」
などなど、小学生とコミュニケーションをとる中で、
子供がただ好きと言うだけではなく、その奥にある理由を考えさせることで、
自分の気持ちや、出来事の背景に、もっと意識を向けて話をさせることが大切です。
それにより、子供の頭の中で、論理的な考えが構築されて、
コミュニケーション能力の向上につながります。
例えば、子供が「みかんが大好き!」と言えば、
「みかんが大好きだね、なぜみかんが好きなの?」
それに対して、子供はただ大好きだけではなくて理由を考えようとします。
「みかんの色、オレンジ色が好きだから」
「みかんが甘いから」
「みかんの粒々が美味しいから」
様々な理由があると思いますが、その理由を考えて答えてくれます。
この理由を考えるということが、相手に自分の気持ちを伝える能力を磨いていくことに繋がります。
年齢がもっと大きくなってくればもう少し高度な質問をしてみましょう
例えば、子供が動物園に行きたいといえば、
「なぜ動物園に行きたいのか?行きたい理由を2つ教えて?」
「水族館より動物園の方がいい理由を教えて?」
など、相手が十分に納得できるような論理的な理由をしっかりと説明できるような、
話ができるように訓練していきます。
家庭の中で、知らない内に質問をすることで、
子供のコミュニケーション能力が、少しずつ向上していきます。
最初は、難しい質問はしないで、
幼児の時から、少しずつ始めてて、徐々にステップアップしていきましょう。
小学生とコミュニケーションをとる中で、
この訓練を続けると小学校を卒業するまでには、
しっかりとした論理的な思考能力が身につき、
相手に、自分の気持ちや考えを、伝えることが出来るようになります。
子供の将来の為に、是非今日から家庭で訓練してみて下さい