子供たちにとって、期待と不安が入り混じる季節です。
そんな時、親の目が届かない場所で子供たちを支えるのは、
「友達」ではないでしょうか。
友達は子供にとって、これから家族よりも長い付き合いになることもあります。
さらには心の支えや、楽しみ、学習など、日常の様々なことを吸収していきます。
子供はこれから家族というコミュニティに加え、
友達というコミュニティを増やし、成長していくのです。
友達ができる子供、友達ができない子供の違い
2歳半~6歳くらいの子供の中で、
友達ができる子供、できない子供を調べてみました。
成長期の中での、子供の移り変わりと共に、
友達ができない子供がどのような子供なのか見てみましょう。
2歳半~3歳
物事で2つのものを見比べることができるようになり始めます。
「好き」、「嫌い」などの大きい分類ですが、はっきり見比べるようになります。
また、この頃から仲間意識も芽生え始めます。
友達ができない子供は他の子供と馴染めず、
ひとり遊びが多くなっていたり、
感情表現が乏しいため、
自分や相手の気持ちを理解することが苦手な子供が多いことが特徴です。
4歳から5歳
特定の子供と遊ぶようになります。
子供たちの間にルールができ、競争意識も芽生えてきます。
友達ができない子供は、
相手の気持ちを理解することが苦手で、
嫌がることを平気でやってしまう子供も出てきます。
5歳から6歳
「悪い」、「間違っている」、「嫌い」という基準が明確になり、
小さい子供や弱い子供に優しくできる反面、
ケンカが増え、言い争いをすることが多くなります。
友達ができない子供は乱暴で、暴力をふるってしまったり、
相手を慰められない子供が多いことが特徴です。
友達ができる子供になるために
友達ができない子供の背景として、環境は大きく関係しています。
まだ、お子様が小さい内に、
色々な人とコミュニケーションを取る機会を作ってみてください。
子供はコミュニケーションの方法が理解できていなくても、
コミュニケーションの中で多くのことを感じ取っています。
その中で、大切なことが「人とのふれあいへの慣れ」です。
大人が導いてあげられる物の一つなので、
友達が多い子供に育って欲しいという方は、
コミュニケーションを取れる機会を増やしてあげましょう。