近年、都立高校を受験する学生が増えています。
私立高校と比べても圧倒的な支持を受けているのです。それはなぜなのでしょうか。
都立高校受験が人気の3つの理由
1 都立高校の学費は無償化され、経済的な負担が少ない
2 授業のレベルが高く、予備校や塾に通わなくても十分
3 もっとも大きな魅力の一つとして、中高一貫校
私立、国立は一貫校が多く環境に溶け込みにくいといったデメリットも多いのです。
行事や部活、生徒会の活動などはやはり一貫出身生が主導しますし
授業のカリキュラムもやはり内進生を中心に考えられているのです。
そのため私立、国立高校の人気は低迷してきています。
また高校受験から将来の大学受験を考えているのなら
都立の進学指導重点校が最も高い合格実績を残しています。
進学指導重点校は、高校から入学した生徒の進路実現に力を入れます。
中高一貫校でないため、全員が一緒のスタートです。
入学すれば、最初は誰もが友達や勉強など多くの不安を抱えています。
ですが、もちろん周りの生徒も同じなわけで、少しずつ歩み寄り成長していけるのです。
先生も、高校から入学した生徒中心で考えます。
大学進学を希望している生徒の為には、土曜日授業の導入や夏期講習の実施等を行い
主要教科を少人数授業で実施したりと私立高校よりも熱心な都立高校が増加しています。
都立進学指導重点校とは
都立進学指導重点校は、高校受験から入学する生徒のための進学校です。
それが当たり前のように思われますが国私立高校では、今はもう失われているのです。
ですから、今は私国立高校より都立の進学指導重点校と言われる所以です。
また、予備校いらずなほど授業に力を入れながらも
部活動や行事にも重点を置いていることも都立高校の魅力ですね。
最近はその高校ならではの設備にも注目です。
新しい校舎や最新の設備が整えられており、快適に過ごすことができる環境でしょう。
有名大学進学を考えると、私国立受験と考えがちですが、
子供にとってどの学校がいいのか、十分話し合い決めてほしいと思います。