2歳児の夜泣きというのは、実はそこまで珍しい話ではありません。
確実に成長しているのに、何故夜泣きをするのでしょうか?
それには原因があり、正しい対処法をする事により改善は可能です。
■何故夜泣きをするのか
1歳児の夜泣きは寝る環境、身体的問題等が原因なのに対し、
2歳児の夜泣きは精神的な事が主な原因であり、
昼間の嫌な出来事がデフォルメされて怖い夢として現れてしまったり、
眠りの浅い時に急に不安になり夜泣きしてしまう事が多いといわれています。
もう1つの原因としては、正常な生活リズムが確立されてない事が挙げられます。
光は人間の睡眠と覚醒にとって重要な影響を与えるので、
朝は太陽の光を浴びさせてあげて、夜は音・振動・光などで眠りを妨げないようにしましょう。
■夜泣きの対策法
添い寝
夜間に目覚めても、親が傍にいることで安心します。
親子入浴
入浴をすると体温が上昇し、その後、徐々に下降します。その時に精神状態も鎮静化するといわれています。
おしゃぶり
小さい子供特有の吸綴反射という本能的な条件反射を利用し夜泣きを止める方法です。
「2歳児の夜泣きは良くない」という説に根拠はなく、さほど問題ではありません。
夜泣きは必ず自然に治ります。それは明日かもしれないし、1年後かもしれません。
しかし、それはその子の個性である事を理解して、あまり自分を追い詰めないようにしましょう。
なかなかこの2歳児という年齢の時期は、
いろいろな感情が整いつつあると言われていますから、焦らずということが大切です。
家の中にいるだけではなく、外の世界に出してみることも、
子供にとっていろいろ影響を与えることがあります。
2歳児でしたら、幼児教室などで、外の人間と触れ合う機会を作ることもいいと思います。
お子さんだけではなく、お母さん同士の交流で少しは何か感じることがあるかもしれません。