「まわりの子はみんな話せるようになっているけど、私の子はまだたくさんお話できないわ」
初めての子育てで、お子様の発達成長を不安に思うお母さんはたくさんいらっしゃいます。
この0~3歳児という幼少期が、特に発達の差が出る時期です。
親がどう接するかも成長に大きくかかわります。言葉の発達のためにどう接すればいいのかわからない方のために、
下の2つのことを意識してみてください。
●なるべく多く語りかける
話しかける言葉が多いほど、赤ちゃんにより多くの刺激をあたえると言われいます。
できるだけいろいろな言葉を使って話しかけてみてください。今まで全然そんなことしていなかった、と思ったあなたも大丈夫です。
今から積極的に取り入れてみてください。そのひとつひとつが子供の発達に大きな影響をあたえるはず。
●語りかけ、読み聞かせをより自然に
言葉がまだよくわかっていない赤ちゃんにどう話せばいいのかわからない方は多いかもしれません。
「今日お天気いいね」や「そろそろおなかがすいたかな?」だったり、話し言葉は普段大人に話しかけるようにして大丈夫なのです。
ただ、ここで注意する点はその話し方です。落ちた気分、または口調で話しかけてあげてください。
言葉がわからない幼児が感じるのは話している人の「声」です。その音により、怒っているや喜んでいるなどを感じとります。
ただ話せばいいという事ではなく、話し方も意識をしてみると良い影響になります。また、絵本なども今後の言葉の発達につながりますので、自然な形で取り入れてみてください。
幼児の言葉の発達は個人差が多くみられるため、多少の遅れは気にしないでください。焦るあまり、言葉づかいを指摘してしまったりということが一番よくありません。
話し方ではなく、より多くの言葉を話してあげることを意識していくことが今後の幼児教育につながるはずです。