みなさんの子供はお風呂が好きですか?それとも嫌いですか?
この時期の子供は非常にお風呂を嫌がる傾向があります。
事実この頃は私もお風呂が嫌いでした。
果たして子供がお風呂を嫌がる理由とは?
そもそもお風呂にはどういう意味があるのでしょうか?
ここで検証してみましょう。
◆お風呂とは?
子供がお風呂に入るのと、大人がお風呂に入るのでは、多少違った意味があります。
■生活の中でかいた汗を、すっきりと洗い流す
子供の運動量は大人の比ではなく新陳代謝も活発な為、かく汗も大量です。【あせも】を防ぎ、清潔に保ちます。
■体を認識する力をつける
「腕をキレイにしようね。おなかも洗うんだよ」と声を掛けながら洗ってあげることで「ここは肩、ここはおなかっていうんだ」と子供は体の部位の名前を自然に覚えていくことになります。
■自分で自分の体を洗う習慣を身につける
将来的には自分で自分の体を洗うことになります。その第一歩はママやパパに洗ってもらうのを見て、「こうやって洗うんだ」と覚えるところから。上手に自分で洗えるように手伝いながら洗ってあげましょう。
それではどうして子供はお風呂を嫌がるのでしょうか?
■TVを見ていたり、おもちゃで遊んでいたりして、それを中断されるのが嫌。
「今、いいところなのに!」という気持ち。これは大人でも時々ありますよね。子供も一緒なのです。
■寒くなってきたので服を脱ぐのが嫌
お洋服を脱いだ瞬間の、肌寒さを嫌がる子供が多いみたいです。
■前にお風呂に入った時に、お水で怖い思いをした
お風呂場で転んだり、お水の中で溺れたりと痛い思い出があり、お風呂に「痛いところ」というイメージを持ってしまっている。
■頭を洗うのが怖い
頭を洗う時に耳や目にシャンプーやお水が入ってしまい、その痛さが記憶に残っていて、「お風呂=痛いから嫌い」になってしまう事は多いです。
やはりここを無視してお風呂に連れて行くと子供の反発が大きいので、まずは子供の目線で理由を聞いてみることが大事です。
自我の芽生えで自己主張が激しくなる2歳頃からの「ヤダヤダ病」の時期にも、お風呂が怖い場合にも、同じように子供の気持ちを汲んで一緒に考えてみましょう。すると、子供自身が納得して抵抗なくお風呂に入れるようになります。
家族で上手にお風呂を活用してコミュニケーションを図っていきましょう!