今回は、幼児の食事に関して考えてみようと思います。いつまでも子供の食事パターンに合わせ特別食を作ろうとしていませんか?
基本的に大人の食べる物に子供が合わせていくのがコツです。
■栄養のバランスは基本的に大人と同じにする
子供の為に特別に食事を作ろうとすると、食事の準備も大変です。
また、偏食の原因を作ることにもなります。
塩分が高い物や辛い物、特殊な物などは除きますがある程度は同じにして構いません。
子供に良くないと思う食べ物は親にも良くありませんので、食卓から省いてしまう考えも必要です。
●食事の量は変える
もちろん幼児は大人と体の大きさが違いますので量は変わります。
1回の食事では通常の大人の半分くらいの量にしてあげましょう。
そして間食を1~2回プラスすることで必要なカロリーが摂取できます。
ただたくさん食べたがれば無理に抑える必要はありません。
逆にあまり食べなかったとしても正常に成長できていれば何ら心配することもないのです。
食欲がなさそうで食事をしないと感じるときは、決して強要などはせず見守っていきましょう。
そこでおやつなど甘い物をあげたりすることはご法度です。
●食育ポイント
様々な種類の料理や食品を食べさせていきましょう。
子供が嬉しがるからといって好きな物ばかり作っていると食の幅が広がりません。
栄養バランスも崩れ悪影響が出てくる可能性が高くなります。十分に注意しましょう。
幼児期は離乳食から徐々に離れ、箸やスプーンなどを上手に使用しながら食べるようになります。
食欲も旺盛になり成長も著しいものになるでしょう。
ただこの時期は個人差が大きく出やすく、偏食や好き嫌いも出始めるので
助長させないようにする注意が必要です。