幼児の体重は、生まれてからどんどん増加していきます。
なかなか基準が分かりづらい幼児の体重。
他の子と比較し「軽すぎる」「重すぎる」と不安になる事もあるでしょう。
今回は、幼児の体重について紹介します。
幼児期は体重差が出やすいもの
幼児期は特に、急激に体重が増加していきます。
1日で、約20~30gずつ増加し、
1歳の時には3倍、5歳の頃には、5倍にまで増加します。
なので、幼児の頃は、生まれてから数日の違いでも、
他の子との体重の差が大きくなってしまう事もあります。
他の子と比べた時に、「軽い」「重い」と、
あまり気にし過ぎないようにしましょう。
カウプ指数を知る
カウプ指数とは、幼児の発育状態の目安を表す数値のことで、
大人でいうBMIのようなものです。
この指数を把握することで肥満状態などを確認することが出来ます。
計算方法
(10×「体重(g)」)÷(「身長(cm)」×「身長(cm)」)
この計算式で、求められます。
カウプ指数の標準の数値
乳児 16~18
満1歳前後 15.5~17.5
満5歳前後 14.5~16.5
だいたいの標準の数値です。
この数値よりも低いとやせている。
この数値よりも高いと肥満と判断します。
あまりにも数値が離れている場合は、何か問題があるかもしれません。
生後3ヶ月までは、成長に差が出やすいので、特別気にする必要はありません。
幼児の体重は食事が影響する?
成長期といえど、必要以上に食事の量を与えるのはやめましょう。
一日の総摂取カロリーのは、
1000+(年令-1)×100 カロリー
がだいたいの目安になります。
高カロリーの食べ物を控える
お菓子やジュースなど、甘い物の食べ過ぎや飲み過ぎは注意しましょう。
また、調理方法によってもカロリーが変わってくるので、
揚げて調理するのではなく、茹でて調理するなど工夫しましょう。
夜食はしない
一日の中で、夜の時間帯は、ホルモンの関係上で太りやすい時間帯です。
食事の時間は気をつけましょう。
必要な栄養をバランスよく
子供の頃は、好き嫌いが多いので偏食になりがちです。
バランスのよい食事を心がけましょう。
幼児の体重だけではなく、
しっかり成長してもらうために、栄養面も考えた食事にしましょう。