あなたは、幼児にテレビを見せると、どのような影響を及ぼすか知っていますか?
もうしばらくするとクリスマス、お正月になり、テレビ特番も自然と多くなります。
また、共働きの家庭では年末、仕事、家庭も大忙しです。仕事が終わると、こどもも大人もみんな冬休みに入ります。
この流れを踏まえると必然と幼児がテレビを目にする機会が多くなることはお分かりになると思います。
テレビが幼児に与える影響
家事で忙しかったり、仕事で忙しかったりするとついつい幼児にテレビを見せてしまいがちです。
テレビを見せる時間が長ければ長いほど、言葉の発達において遅れてしまうなどの影響を与えてしまします。
基本的に親は、テレビが幼児に及ぼす影響の知識に関しては皆無に近いです。
日常において、長時間テレビを視聴する。または、親子の会話が少ない家庭ではそうでない家庭の幼児と比べると、幼児が自ら言葉を発する時期に遅れが生じるのです。
親の中では、テレビを見せることによって、知識を与えることができると安易に考えている方も少なくありません。
確かに、見せるテレビを間違えなければ、いろいろな知識を深めることができますし、「感動」という心の感情も育むことができます。
しかし、一歩間違えると、危険なこと、言葉使いなどをマネてしまったり、暴力を覚えてしまう危険性もあります。
また、テレビっ子になってしまうと、外で友達と遊ぶこともなくなり、肥満児になって、重要な健康も阻害してしまう要因にも繋がります。
幼児の言語能力は一方的に聞くだけでは十分に発達することはできません。
幼児の発達は、大人との関わり合いの中で育まれることを認識する必要があります。
対話する時間が重要
テレビを見せないというのではなく、会話をする時間をとるということを
必ず心がけて下さい。